lake2017 の休憩所

英語・音楽・探偵小説・SF・社会情勢等ゆるく書いていきます。

lake2017 の Music Inn (Rock Afternoon 4)

(ラジオの DJ 風に)
皆さんこんにちは、Music Inn の時間がやってまいりました。今日も好きな音楽をどしどしとかけていきます。


1 曲目はミスター・シリウスから始めましょう。ファースト・アルバムの「バレン・ドリーム」については特別企画で扱いましたので今回は触れません。バンド編成となったセカンドアルバム「ダージ」から元気な曲をいってみましょう。「スーパー・ジョーカー」です。



Mr Sirius - Super Joker (Japanese prog)


正直な話をすると、このセカンドアルバムはそこまで聴き込んでいないのですね。「バレン・ドリーム」が私にとって強烈すぎたのかもしれません。でも、この曲と「ラヴ・インコンプリート」は時々無性に聴きたくなりますね。


次はハード・ロックで行ってみましょう。Black Sabbath は 70 年デビューのイギリスの大物バンドですが、何故か日本ではそんなに人気がありませんでした。最近は聴かれるようになってきたような気がしますが、それでもボーカルの Ozzy Osbourne のソロの方が人気があるかもしれません。そんな Sabbath の一番人気がなかった頃の曲をかけてみましょう。Tony Martin がボーカリストだった頃の曲です。アルバム "TYR" から "Anno Mundi" です。



Black Sabbath-Track 1-Anno Mundi


まあ、見事に人気のなかった頃の Sabbath ですが、お聴きのとおりサウンドの方は堂々たるものです。バンドの 70% ぐらいをひとりで支えてきた Tony Iommi のギターとソングライティングは健在ですし、Neil Murray (B) と Cozy Powell (D) のリズムセクションも完璧。Geoff Nicholls のキーボードも地味ながらシンフォニックに盛り上げています。曲もいいのにどうして売れなかったんでしょうねぇ。


お次に紹介する新月は 1979 年にデビューした日本のプログレッシブ・ロックバンドです。和風ジェネシスといった趣のサウンドで通には人気があったのですが、早すぎたのかアルバム 1 枚で活動停止してしまいました。翌年の Novela の大ブレークまで持ちこたえていたら情況は違っていたかもしれません。そんな彼らの名曲中の名曲をお送りします。「鬼」です。



Shingetsu - Oni (1979)


まだプログレが続きます。Keith Emerson は 80 年代に Greg Lake とともに Emerson, Lake & Palmer の再結成を目論みましたが、Carl Palmer が乗って来なかったため、Cozy Powell を代役として Emerson, Lake & Powell を結成しました。Carl が訴訟をちらつかせたため ELP とは名乗れなかったこのバンドですが、巨大な Keith のキーボードサウンドと Greg の唯一無二のボーカルが楽しめる良いバンドでした。そんな彼らの唯一のアルバムから、多分皆さんどこかで聴いたことがあるはずのこの曲で行きましょう。"The Score" です。



The Score


ムーンダンサーはキーボードの厚見麗を中心に結成された日本のバンドです。以前紹介した通り芸能人・アイドル枠でのデビューで、それっぽい感じでテレビに出ていました。サウンドは本当に本格的だったんだけどなぁ。そんな彼らのアルバムから「鏡の中の少女」をお送りします。



Moon Dancer - Skin Tight Snake Skin Girl (鏡の中の少女)


最後はバラードで締めくくりたいと思います。Pavlov's Dog はアメリカのバンドです。「物凄いハイトーン」という触れ込みのボーカルをフィーチャーしていましたが、いえいえ、Zep の Robert Plant や Rush の Geddy Lee より普通の声です。そんな彼らのファーストアルバム冒頭の曲です。"Julia" をどうぞ。では皆様ごきげんよう。



Pavlov's Dog - Julia (HQ)