lake2017 の休憩所

英語・音楽・探偵小説・SF・社会情勢等ゆるく書いていきます。

lake2017 の Music Inn (Rock Afternoon 5)

納期直前でへろへろになっているというのに、またまた Music Inn のお時間がやってまいりました。私は司会進行の lake2017 です。本日もイケてる曲、イケてないけど名曲をお届けしたいと思います。


1曲目はアコースティックだけれど激しい曲をいってみたいと思います。Led Zeppelin の "Babe, I'm gonna leave you" です。どうぞ。



Babe I'm Gonna Leave You (Remaster)


アコースティック楽器が中心のアンサンブルにもかかわらずバラードにならず、こんな激情が表現できるのって、やっぱり Zep は偉大ですね。


次は Wishbone Ash です。昔は「ハード・ロックと呼ぶにはきれいすぎる」ということでジャンル分けに困っていたバンドという印象だったのですが、最近はプログレ・バンドということになっているようです。ツインリードのアンサンブルが素敵ですね。そんな彼らの代表作 "Argus" から "Sometime World" をどうぞ。



Wishbone Ash - Sometime World


Rush は何度も書いていますがカナダが誇る偉大なバンドです。トリオ編成なのですが、音の薄さを感じさせないあたりがさすがで、しかもそれをライブで可能な限り手弾きで再現してしまうというとんでもない人たちです。そんな彼らの曲で特にお気に入りの "Tom Sawyer" をお送りします。



Rush - Tom Sawyer (Official Music Video)


ちょっと日本のバンドを取り上げてみましょうか。アイン・ソフは 80 年代にキング・レコードのネクサス・レーベルからデビューしたバンドです。実はこのレーベル、たかみひろしさんがこのバンドのために用意したものらしいのですが、商業的な成功が見込めそうなノヴェラを先にリリースしたという悲しいいきさつがあったりします。サウンドの方は端正なジャズ・ロックで、マニアの心をわしづかみにしました。まあ、商業的にはノヴェラのようには行きませんでしたが……。そんな彼らのファースト・アルバム「妖精の森」から「クロスファイア」をお送りします。



AIN SOPH - CROSSFIRE . LP


次も日本のバンドを行って見ましょう。Vow Wow です。今回ご紹介する「Mask Of The Flesh (Masquerade)」はキーボードの厚見玲衣が持ち込んだ曲で、元々はムーンダンサーのレパートリーだったものです。このバンドがプログレっぽいといわれるのはこの辺に原因があるのかもしれません。それではどうぞ。



Mask Of The Flesh (Masquerade) - VOW WOW


最後にしっとりとしたバラードで締めてみたいと思います。Renaissance は元 The Yardbirds の Keith Relf と Jim McCarty を中心に結成されたバンドです。オリジナル・メンバーが誰もいなくなったいわゆる第 2 期 Renaissance の人気が高いのですが、オリジナルメンバーでもよい曲を残しています。今日は彼らのセカンド・アルバム "Illusion" から "Face of Yesterday" を聴きながらお別れとなります。皆様ごきげんよう。



Face of Yesterday (Remastered)