lake2017 の休憩所

英語・音楽・探偵小説・SF・社会情勢等ゆるく書いていきます。

lake2017 の Music Inn (少年時代篇前半)

(ラジオの DJ 風に)
皆さんこんにちは、新番組 Music Inn の司会を務めさせていただく lake2017 です。皆さんにイケてる音楽・イケてないけどいい音楽を不定期でお送りします。


今回の特集では、今までに聴いて影響を受けた音楽を年代順にお届けしていきたいと思います。


まずは遡ること小学4年生の時から始めてみましょう。このお歳の子供ですから、アニメや特撮に夢中です。ただこの頃からアニメの主題歌がちょっとずつ変化を始めていた気がします。当時夢中になっていたのは、「機動戦士ガンダム」で有名になった富野由悠季監督の作品「伝説巨神イデオン」です。登場人物が次々と死んでいく全く救いのない作品でしたが、何か心に刺さるものがありました。まずはそのエンディングテーマ、戸田恵子さんによる「コスモスに君と」をお届けします。ではどうぞ。



コスモスに君と


アニメソングの変貌、というとエポックメーキングとなるのが「うる星やつら」だと思います。作品世界に忠実でありながら、独立したポップソングとしても聴けるというのは画期的だったと思います。あとで作曲者のキーボードプレイヤー小林泉美にどっぷりとハマることになるのですが、これはまた別のところで。では松谷祐子の歌で「ラムのラブソング」をお送りします。



ラムのラブソング


小学校5年生の時の話になります。広島県在住の従兄がギターを弾く人で、いろいろなギター・ミュージックを聴かせてもらいました。その中でのお気に入りになったのが高中正義の「ブルー・ラグーン」です。「これを弾いてみたい」といったら使っていないギターを譲ってくれました。これがギターとの本格的な会遇となります。というわけで、次は「ブルー・ラグーン」いってみましょう。



BLUE LAGOON


ちなみにこの曲、印象的なハモンドオルガンを弾いているのが先ほど名前が出てきた小林泉美です。


その後、当時数少ない情報源 (なんだったか忘れてしまいました) を調べていると、渡辺香津美というこれまたすごいギタリストがいるという情報を入手しました。レンタルレコード店で LP を借りて聴いてみてぶっ飛びましたね。その曲を紹介いたします。タイトルは「ユニコーン」です。



ユニコーン


後々、この曲がジャズにハマるきっかけとなるのですが、それはまた別のところで。


小学校6年生ぐらいの時から SF や古めかしい探偵小説にハマります。平井和正の「真幻魔大戦」や「ウルフガイ」を読んでいたのもこの頃です。中学校に入る直前に「幻魔大戦」がアニメーション映画になったので見に行きましたが、これはちょっと期待外れでした。ただ音楽が素晴らしかったので、サントラを友達に借りて聴きまくっていました。キース・エマーソン (あとで重要アーティストになる) の名前を知ったのはこのときです。ちなみに、この頃は彼がやっているような音楽が「プログレッシブ・ロック」と呼ばれていることを知りませんでした。ではここでキース・エマーソン作曲、ローズマリー・バトラーの歌で「光の天使」をお送りします。



映画「幻魔大戦」テーマソング 光の天使.mov


SF 関連で名前を知ったのが難波弘之です。はじめて名前を見かけたのは雑誌「SF マガジン」で、キーボードプレイヤーだということは少しあとに知ることになります。その難波さんが FM 放送で「ザ・ミュージック」という番組の DJ をやっていて、たまたま聴いたときにやっていた「プログレ今昔物語 パート2」という特集でイタリアのバンド PFM を聴いて衝撃を受けることになります。その時にかかった曲「人生は川のようなもの」をお届けします。



Premiata Forneria Marconi "River Of Life"


この曲を聴いたあと「プログレッシブ・ロック」という分野にはまりこむことになります。


難波弘之の名前が出てきたので、紹介しておきます。アルバム「飛行船の上のシンセサイザー弾き」から「鵬/飛行船モルト号」です。どうぞ。



Hiroyuki Namba - 鵬 / 飛行船モルト号


このアルバムには難波さん自身による原作小説があって、この曲では謎の知的生命体「鵬」と科学者モルト博士がシンセサイザーで接触する様が音楽で描写されています。


さて、いい感じに時間も経ちましたので、今日はここまで。続きはまたお届けします。では。