lake2017 の休憩所

英語・音楽・探偵小説・SF・社会情勢等ゆるく書いていきます。

英字新聞を使った英語学習法

明けましておめでとうございます。


……って前に更新してから2ヶ月以上経ってるじゃないですか。11月から12月にかけてとんでもなく忙しかったのは事実ですが、あまりにも怠けすぎです。もう少しこまめに更新するようにします。


今回は英語学習の話題です。このネタの時は大体TOEIC 600点弱・英検2級に合格するかどうかぐらいの人をTOEIC 800点超・英検準1級合格レベルに引き上げることを想定して書いています。で、このレベルの人に圧倒的に不足しているのは「読書量」、読んできた英文の量だと思うんですね。何を読んだらいいのかわからない人も多いと思います。


そんな人におすすめなのが毎日やって来る英字新聞です。デジタルのニュースサイトも普及していますが、紙で購読してください。物理的に押し寄せてくる紙の束がいい感じのプレッシャーになります。


日本で発行されている英字新聞は次の二紙です。



The Japan Timesは日本で古くからある英字紙です。月〜土にはThe New York Timesが一緒に付いてきます。日曜日はThe Japan Times On Sundayというタブロイド版の編成です。お近くの朝日新聞の取扱店か上記のリンクから定期購読できます。



The Japan Newsは読売新聞の英語版です。お値段が安くてありがたいですね。英語も易しめです。1面記事はほとんどの場合そこで完結しています。お近くの読売新聞の取扱店か上記のリンクから定期購読できます。


そこでどちらを読むべきかなのですが、最初に挙げたターゲット層を考えるとThe Japan Newsがおすすめです。The Japan Timesは英語が比較的正確で品があり、さらにネイティヴが書いたThe New York Timesの記事まで読めるというメリットがありますが、量が膨大過ぎて挫折する危険性が高いのですね。また1面記事が1面で終わらずに「**ページに続く」になっているものばかりで、あとに述べる学習法に使いにくいというのもあります。


さて、肝心の学習法ですが、非常に簡単です。


1. 日本語の新聞(読売・朝日・毎日・日経のどれか1つ)を読む(軽く眼を通す程度でよい)。個人的には朝日新聞を読んでいます。
2. 英字新聞の1面と社説を読む。


英語の勉強なのに何故日本語の新聞を読む必要があるのか訝しがる方がいるかもしれません。これは英文記事のバックグラウンドを知るために必要です。知らない話題の英語は(特に高校英語レベルがやっとの頃は)何度読んでもわけが分かりませんが、知っていることは結構頭に入ってくるものです。


単語帳などは作りません。読んだ量が増えれば単語の意味の推測が効くようになります。また重要な表現は繰り返し出てきますので、これが分かれば全体の意味が取れるキーワードだけ英英辞典を引きます。


ここで重要なのは、絶対にさぼらないことです。新聞は毎日来ますので、ちょっと気を抜くとどんどんたまっていって収拾が付かなくなります。全ページ読むわけではないのです。頑張っていきましょう。


それでも挫けるのが人間の性ですが、挫折した場合にどうするかです。


溜まってしまったものは処分して、リセットします。そして最初から始めます。やり直しが効くと思えば怖くないでしょう。


以上、英字新聞を使った英語の学習法でした。お役に立ちましたでしょうか。これからはこまめに更新して情報発信をするようにします。


今回はここまで。では。