サウンドの記憶
正月明けから変な疲労感に包まれているlake2017です。すっごくだるいんですが、何が原因なんでしょうね。作業が進まなくて困っております。そのせいか、音楽の質感に鈍くなっているような気がします。ということで今日は音楽の「質感」のお話。どこからどんなふうに現代の音につながっているように聞こえるかを書いていこうと思います。
lakeさんの幼少期の音楽体験は1970年代のものです。それからずっと聴いてきているのですが、明らかに音のグラデーションが存在します。
生まれる前の音(1960年代以前)
これはかなり古く聞こえます。正直戦前のSP版由来のスウィングジャズの音源もThe Beatlesや初期のThe Rolling Stonesも同じような録音に聞こえています。流石に音楽性の変遷は分かりますが、録音そのものはモノラルや擬似ステレオのものがほとんどなので、いや、古いね、って感じです(ああ、オーディオファンに怒られる……)。
記憶に残っていない1970年代初めの音
1970年代の音が全て記憶に残っているわけではありません。流石に1972年までは私が知ってるサウンドと違って聞こえます。60年代ものよりは立体感が出ていますが、今聞くと非常にのっぺりしているように感じます。まだマルチトラックレコーダー自体16トラックしかなかったようで、その辺も影響しているのかもしれません。この辺もちょっと古く聞こえます。
1973年〜1977年
この辺からリアルタイムで記憶に残っています。そのせいなのか、今の私の音楽体験に地続きになる録音が登場し始めます。典型的なのがPink Floydの"The Dark Side of the Moon"で、特別音がいいアルバムというのもあるとは思いますが、古びた感じが全くしません。もう1枚挙げるとEmerson, Lake & Palmerの"Brain Salad Surgery"で、このアルバムをちゃんと聴いたのは80年代に入ってからでしたが、リアルタイムの音楽と違和感がないのにびっくりしていました(クラシックなロックにお熱だったので、耳が本当に同時代だったのか疑問ですが😅)。この辺りのサウンドが私の耳のベースになっていると思います。
1978年〜1980年代
このあたりからポリフォニックシンセサイザーが普通になり始め、サウンドがカラフルになってきます。多分ドンカマが本格的に録音で使用され出したせいか、ドラムのビートが変わります(記憶と感覚で書いているので事実関係は不明です😅)。80年代に入ってすぐぐらいにデジタルシンセサイザーとエレクトリックドラムの音が特徴的になってきてる印象です。非現実的なガラスのような音がし始めたのはそのせいでしょう。私にとって「現代」のサウンドはこの辺で出来上がっています。
1990年代以降
デジタル録音が普通になってきはじめたせいか、この35年で何が変わったのか分かりません。Yesの"Talk"と最近のアーティストの録音を並べられても、どっちが古いのか多分聞き分けられません。高級オーディオがあればこのへんがわかるのかもしれませんが、私の劣悪な環境では無理です。ちなみにオーディオに投資するよりCDなどの音源に投資する派です。ひょっとすると変化を感じられなくなったのが90年代以降の変化かもしれませんね。
というわけで、1人のおっさんの耳がどうなっているかをつらつらと書いてみました。皆さんにはサウンドはどう聞こえてますか?ご意見を聞かせていただけると嬉しいです。では本日はここまで。